Hafa adai,
旅行でグアムを訪れたら満喫したいのは美しい海。グアムには海を臨む絶景ポイントが数多くあり、のんびり楽しい時間を過ごせるビーチもたくさんあります。今回は数あるビーチの中からツーリストに便利なタモンビーチ、その中からマタパンビーチ(Matapang Beach)を取り上げます。
時に、デュシタニビーチリゾートグアム前のビーチをタモンビーチと呼ぶことがありますが、一般的にタモンビーチとはホテルが林立するタモン湾にあるビーチの総称。そのタモンビーチの中にイパオビーチ(Ypao Beach)、マタパンビーチ、ガンビーチ(Gun Beach)があります。
マタパンビーチはタモンビーチのちょうど中央、ホリデーリゾートグアム前にあり、右にはホテルニッコーグアム、左にはヒルトングアムリゾート&スパを見ることができます。
マタパンビーチはイパオビーチ、ガンビーチと比べると小さいためか人はそう多くなく、平日は近くのコンドミニアムなどに住む人が散歩に訪れる程度。そして週末はローカルの人がパーティーを開いたりのんびり過ごしたり、ツーリストの姿はあまり見かけません。ですからツーリストにとってはタモンでありながら穴場的なビーチかもしれません。
といってもビーチとしてはしっかり機能しており、ライフガード、シャワー、トイレを完備。小さいながらに安心して遊ぶことができます。
こちらはマタパンビーチで過ごす時の注意事項の看板。穏やかな海ではありますが、危険な海洋生物が生息していたり、時に離岸流が起きたりすることもあります。また、グアム政府がタモンビーチ全体を環境保護海域と指定しているため、海洋生物を捕ったり餌付けしたりすることが禁止されています。
そしてゴミを持ち帰るなどの環境保護にも力を入れています。子供たちが描いたポスターがいくつも貼られています。
ローカルの人にとってマパタンビーチはカヌーの練習スポットとしても知られています。グアムで親しまれているのはアウトリガーカヌー。アウトリガーカヌーとは安定感を出すためにカヌー本体の片側にアウトリガーと呼ばれる浮きが付いており、古代、グアムだけでなく広く太平洋上の島々で航海に用いられてきたカヌーです。
近年ではこの太平洋上の島々でアウトリガーカヌーレースが盛んに開催されており、グアムでも人気スポーツのひとつとなっています。ビーチに隣接する芝生エリアはアウトリガーカヌー置き場になっています。
そして、その芝生エリアの隣にはグアムで唯一の動物園があります。ライオンや像などの動物はいませんが、グアムに生息するイノシシやコウモリなど、なかなかユニークな動物が展示されています。営業時間は火・木・土・日曜の午前10時から午後3時まで。入場料は12歳以上$15.00、11歳以下$8.50です。
タモンにありながら静かで、ゆっくり過ごすにはおすすめのビーチです。駐車場もありますのでぜひ訪れてみてください。